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「理想の採用」は、たったひとりの応募から始まる。
主催:
福岡市
「採用活動、うまくいかないな…」
そう感じている中小企業の経営者や人事担当の方は多いのではないでしょうか。
求人媒体を活用して大量の応募を集めても、面接に進む人はわずか。
やっと採用したと思ったら、数ヶ月で辞めてしまう…。
そんな負のスパイラルに陥っていませんか?
もしそうなら、発想を大きく変えてみませんか?
目指すべきは、「1応募1採用」という理想の採用です。
これは、「1件の応募が来たら、その人が入社する」という、極めて効率的で質の高い採用を意味します。
「そんなの夢物語だ」と思われるかもしれません。
しかし、これこそが、中小企業が本当に成長するためのカギなのです。
なぜ、中小企業こそ「1応募1採用」を目指すべきなのか
福岡県の令和7年6月の有効求人倍率は1.17倍。※福岡労働局雇用情勢(令和7年6月分)
これは1人の求職者に対して1.17件の求人があることを意味します。
逆に、この数字を企業側の目線でみると1件の求人に対して平均0.86人しか求職者がいないということです。
大手企業のように、潤沢な予算を使って大規模な採用活動をする必要はありません。
むしろ、少ないリソースで最大限の成果を出すために、「1応募1採用」は非常に有効です。
1. 入社後のミスマッチをなくせる
あらかじめ応募者数を絞り込むことで、一人ひとりとじっくり向き合えます。
会社のビジョンや文化、仕事のリアルな部分まで深く伝え、
応募者も「この会社で本当に働きたいか」をじっくり考えられます。
この丁寧なプロセスが、入社後の「思っていたのと違った」という後悔をなくし、社員の定着率向上に直結します。
2. 採用コストを劇的に削減できる
多くの応募を集めるための高額な広告費や、選考にかかる膨大な時間。
これらを大胆に削減できます。
質の高い採用を一度で成功させれば、何度も同じポジションを募集する手間や費用が不要になります。
無駄なコストを会社の成長投資に回せるようになるのです。
3. 企業のファンを増やせる
応募者一人ひとりとじっくり向き合うことができるため、たとえ採用に至らなくても、
応募者は「この会社は自分と真剣に向き合ってくれた」と感じるはずです。
このポジティブな経験は、その人が将来、顧客になったり、新たな採用の紹介者になったりする可能性を生み出します。
丁寧な採用活動は、長期的な企業ブランディングにつながるのです。

「1応募1採用」を実現するための3つのステップ
ステップ1:採用したい人物像を徹底的に掘り下げる
「誰でもいいから来てほしい」という考えは捨てましょう。
どんなスキルや経験を持つ人が必要なのか、
どんな価値観を持つ人が会社の文化に合うのか、社員で議論して言語化します。
ステップ2:選ばれるための情報発信を強化する
求人票に書いてあるような当たり前の情報だけでは、理想の人材は振り向きません。
会社のブログやSNS、採用ページなどで、社員の仕事ぶりや会社の雰囲気、大変なことや課題まで正直に伝えます。
これにより、応募者は事前に自分との相性を判断しやすくなります。
ステップ3:応募者と真摯に向き合う
採用過程での真摯な対応は、入社後の信頼関係につながります。
誠実な姿勢は、良い人材との出会いを引き寄せ、
同時に会社全体の信頼と魅力を高める「未来への投資」と言えるでしょう。
ステップ4:社員を巻き込む
「良い人の周りには良い人が集まる」という言葉があります。
社員に知り合いを紹介してもらう「リファラル採用」は、ミスマッチが最も少ない採用方法の一つです。
社員を巻き込み、会社を良くする仲間を探す旅に一緒に出かけましょう。
「1応募1採用」は、単なる採用手法ではありません。
それは、自社の魅力を深く見つめ直し、本当に必要な仲間と出会うための経営戦略です。
まずは小さな一歩から、理想の採用を目指して取り組んでみませんか?
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