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応募して終わりにさせない!応募後の“連絡不能”を防ぐ4つの必勝策

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求人検索サイトなどで応募は来るのに、その後連絡が取れずに離脱されてしまう
そんな悩みを抱えていませんか?
応募後の完全離脱防止は難しいですが、「連絡がとれない」事態を減らせば、
採用の成功率はグッと上がります。
今回は、応募者の立場から“離脱理由”を整理し、企業側ができる具体的対策を4つご紹介します。

応募後の離脱は完全には防げない現実

まず前提として、応募後の離脱を100%防ぐことは困難です。
「他社で内定が出た」「転職活動をやめた」「気持ちが変わった」など、
どれだけ対策を講じても一定数の離脱は避けられません。
ただし、企業側の工夫次第で 「連絡が取れない」という事態は大幅に減らせます。

なぜ応募者と連絡が取れなくなるのか?

応募者の立場になって考えると、連絡が取れなくなる理由が見えてきます。

💡よくある離脱理由
・企業からの連絡が遅く、他社の選考が先に進んだ
・知らない番号からの電話に出たくない
・迷惑メールフォルダに入っていて気づかなかった
・件名が分かりにくくメールを削除してしまった
・忙しくて電話に出られず、そのまま忘れてしまった
・仕事内容を再確認して辞退したくなったが、言い出しにくい
・応募後にモチベーションが下がった

これらの理由から分かるように、多くは「コミュニケーションの工夫」で解決可能です。

連絡を確実に取るための4つの対策

応募者との連絡が取れなくなるのを防ぐため、企業がすぐ実践できる4つの対策をご紹介します。

対策1:応募後24時間以内の迅速な連絡
スピードは採用成功の鍵です。
応募者のモチベーションが高いうちに連絡することで、
他社への流出を防ぎ、応募意欲の低下も避けられます。
🌟具体的な施策
・返信メールのテンプレート化
・自動返信メール機能の活用
・営業時間内の迅速な対応体制の構築
なお、返信の時間についても注意が必要です。

・営業時間内の応募 
即時返信を心がける

※なるべく営業時間内の対応を心掛けるとよいでしょう

・営業時間外の応募
深夜や早朝の返信は避ける
※「時間外労働が常態化している会社」という印象を与えてしまう可能性があるため

対策2:連絡方法の工夫で確実に届ける
応募者と連絡を取る際は、メールだけでなく電話も活用しましょう。
📩メールの場合
・件名を明確にする
(例:【株式会社○○】営業職応募の件について)
・求人原稿に連絡用メールアドレスを事前記載
📞電話の場合
・不在時は留守番電話やSMSでメッセージを残す
・事前にSMSで連絡予定日時を通知
・求人原稿に連絡用電話番号を事前記載
応募者に「このメールアドレス・電話番号から連絡します」
事前に伝えておくことで、連絡への警戒心を解くことができます。
なお、企業からかける際に非通知設定にしないことも、警戒心を下げるポイントです。
対策3:諦めずに短期間でのフォロー連絡
初回連絡に反応がない場合は、2〜3日後に再度連絡 しましょう。
🌟その際のポイント
・最初と異なる連絡手段を使う(1回目メール→2回目SMS・電話など)
・しつこくならない程度に、誠実な姿勢で連絡
対策4:辞退を伝えやすい環境づくり
「辞退を伝えにくくて連絡を無視してしまう」応募者も少なくありません。
💡辞退を伝えやすい文言の例
「辞退される場合は、一言で構いませんのでご返信ください」
「ご都合が変わられた際も、お気軽にご連絡ください」
このような配慮により、応募者の心理的負担を軽減し、きちんとした連絡をもらいやすくなります。
まとめ~応募者との良好な関係構築が採用成功の第一歩~

求人検索サイト経由の応募者と確実に連絡を取るためには、
応募者の立場に立った配慮 が何より重要です。

●応募後24時間以内の迅速な連絡

●連絡方法の工夫で確実に届ける

●諦めずに短期間でのフォロー連絡

●辞退を伝えやすい環境づくり

これらの対策により、貴重な応募機会を最大限に活かし、
理想の人材との出会いにつなげていきましょう。

取材 :
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