九州電技開発株式会社は、送配電設備の調査・測量・設計を手掛ける建設コンサルタント。創業50年以上にわたって、電力インフラを支えてきた同社。
今回お話をお聞きしたのは、総務・企画・人事・労務・経理など管理業務全般を担う統括管理部の栗林氏に奨学金返還支援制度を導入した背景や定着率100%維持に向けた社内の取り組みについてお伺いしました。
当社は電力を届けるためのルートを設計するなど電力ネットワークを支えている会社です。送電線・配電線設備を作るための調査から設計、維持管理まで幅広く手掛けています。当社の強みは、調査から設計まで一貫してコンサルティングできること。近年では太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーに関する業務にも取り組み、持続可能な未来づくりに貢献しています。
技術職の魅力は自分が設計したものが形になること。ルート選定した場所に鉄塔が立つなど、自分の仕事が目に見えるという達成感があります。生活インフラを支えていくからこそ責任感も伴いますが、それが大きなやりがいへとつながっていくのです。
当社では昨年4月から奨学金返還支援制度を導入しています。目的は、採用活動をする上で他社に負けない魅力を作るため。そして、福利厚生を充実させ、今いる社員の支援をしたいという経営陣の想いから導入に至りました。導入後に福岡市の補助金制度がスタートすることを知り、申請。会社としても経済的なメリットが大きいので、ぜひ活用させていただきたいと思いましたね。
社内では現在5名の方が利用中。支援額は月額1万5000円で、最長7年間支援を行います。「毎月の返済がほぼゼロになって生活面が安定した」「こんなに支援してもらって、とても助かる」。導入後、社員からは感謝の声が上がっています。
採用活動においても、奨学金返還支援制度について紹介すると学生の反応は良好。制度を導入している企業がまだまだ少ないので、採用でも大きな武器となっています。
当社では福利厚生の充実に継続して注力しています。今年度からは新しく福利厚生サービス「ベネフィットステーション」も導入。動画配信サービスの視聴など様々な特典を受けることができます。その他にも年間10万円までの医療費を補助。年間休日も123日と、充実の休暇制度があります。
また、トップである社長との距離が近いのも当社の特徴。直接対話できる機会があり、社員が何を感じているのか、何を思っているのか、吸い上げようとしてくれます。そうした風通しの良さも魅力の一つです。
居心地の良さ、制度・待遇面の充実など、すべての環境が高い定着率につながっています。
当社は福岡市本社のみなので転勤がありません。福岡で働きたい人にとっては大きな魅力です。また、OJTを含む教育体制も充実しています。技術習得のための研修や講習会に参加できるなど自己啓発も促進。3~5年で独り立ちでき、メインで仕事を担当するようになってからも、先輩がしっかりとサポートしていく風土が根付いているので安心です。
社会インフラに関わる仕事だからこそ、使命感も意義も大きい私たちの仕事。技術者として常に専門技術を磨きながら、地域社会に貢献することができるのが当社で働く魅力です。
印象的だったのは、社長との距離が近く、社長が社員をとても大切に思ってくれる風土があるということ。そのことは、福利厚生を充実させたいという想いから奨学金返還支援制度が導入されたことからも伺えます。この10年間定着率100%という事実は、九州電技開発の働きやすさ・待遇の充実を証明していると感じました。