春らんまん!かごっまの春の花スポットはココ!

鹿児島の桜の開花宣言ももうすぐ、いよいよ春本番ですね。お花見の計画を立てた人も多いのでは? でも春の花は桜ばかりではありません。そこで今回は鹿児島の桜以外におすすめの、春の花スポットをご紹介します。
心温まる春の訪れと共に、鹿児島の美しい花々が豊かな自然を彩ります。春の鹿児島で、故郷の風景と共に昔の思い出を振り返ってみませんか。皆さんの帰郷を待ってます。

今が見ごろ! 淡いブルーと可憐な花びらのネモフィラ

鹿児島市の慈眼寺公園は桜スポットとして知られますが、桜と同じ時期にネモフィラも咲き誇り、多くの人が訪れます。
ネモフィラは和名をルリカラクサ(瑠璃唐草)といい、澄んだ青空のようなブルーの花びらが特徴で、背丈も高くないので咲き誇るとまるで青色のじゅうたんのように見えます。
慈眼寺公園では駐車場のすぐ隣のスペースにネモフィラ畑が広がっています。駐車場に植えられている桜と共に楽しんでみましょう。

海岸に咲くルーピン、4月7日には「ルーピンまつり」も開催!

東串良町の町花になっているルーピンを知っていますか? ルーピン(ルピナス)はマメ科の植物で和名がノボリフジと付いているように藤の花を逆さまにしたような姿です。
東串良町では4月に柏原海岸に約100万本の黄色いルーピンが咲き誇ります。
海や空の青と松林の緑に生える黄色のルーピンをさらに楽しめるイベント「ルーピンまつり&潮干狩り」が今年も4月7日(日)に開催されます。
この春、柏原海岸に出かけてみませんか?

霧島連山を紅紫色に染めるミヤマキリシマ

あなたはは鹿児島県の県花を知っていますか? 答えは「ミヤマキリシマ」、名前の通り春になると霧島の山々を赤や紫の花で彩るツツジです。
5~6月になると山の下のほうから咲き始め山頂に向かって咲いていきます。高千穂峰の登山道や霧島神宮古宮址周辺などでは群生している場所を通る比較的歩きやすい見学コースもあるので、ハイキングがてらミヤマキリシマ散策をしてみては?

まだあるおすすめの花スポット!

〇クレインパークいずみの花公園
ツルの越冬地・出水平野にある「出水市ツル博物館クレインパークいずみ」の花公園には、濃いピンク色の桜のような花を咲かせる芝桜が咲きます。今年の春は芝桜のほかリビングストーンデイジーや百日草なども咲いており、花を愛でた後は博物館でツルについても学んでみましょう。
〇高峠つつじが丘公園のツツジ
鹿児島の春の花としてよく目に付くのが「ツツジ」です。種類によって早いものでは3月初旬から咲き始めるものもありますが、垂水市の「高峠つつじが丘公園」で自生するサタツツジの見頃は例年4月下旬~5月上旬。GWのお出かけにツツジ見物もいいですね。
〇姶良市北山のレンゲ
姶良市の山間にある北山地区では今ではあまり見られなくなったレンゲ畑を見ることができます。ことしは5月3日㈷~5日㈷をレンゲウィークとし、特に3日は地元自治会による「れんげまつり」を開催、おもてなしや物販も予定されています。
〇さつま町田原・棚田のスイレン
ここ数年で話題を集めているのがさつま町にある休耕田を利用したスイレン池。例年の開花時期は4月下旬~9月と長く、何度でも鑑賞できるのも高ポイント。駐車場が少ないので訪れる際はマナーや交通ルールを守って見学したいですね。
〇フラワーパークかごしま
36.5haの広大な敷地に、鹿児島はもとより世界各地の植物が植栽されている「フラワーパークかごしま」。季節ごとの見頃の花は、HPからも検索出来て便利。春と言わず1年を通して何度も訪れたい植物園です。
〇かのやばら園
国内最大級のバラ園として知られる「かのやばら園」。春と秋にはバラが見ごろとなり、特に春のばら祭りは人気のイベントです。今年のばら祭りは4月27日(土)~6月2日(日)、土日祝を中心にイベントもたくさん企画されているのでお楽しみに!
自然が豊かな鹿児島では春の花も種類がたくさんありますね。見られる時期が限られるだけにその姿は思い出にも色鮮やかに残るでしょう。出かける際は交通ルールや鑑賞のマナーを守ってお花見を楽しんでくださいね!