この会社に入りたい。私にそう思わせてくれた人事に、私もなりたい。

2020年、誰もが手探りだったコロナ禍での就職活動。就活生たちは、悩める日々を過ごしたことでしょう。今回は、そんなピンチを逆手に取り、神奈川からのUターン就職を成功させた橋口さんにお話を聞きました。


株式会社コーアガス日本
橋口珠琴さん(26)入社4年目

Q.鹿児島にUターンした理由を教えてください。

大学進学を機に、生まれ育った鹿児島を離れて神奈川へ移住しました。進学後は、部活に明け暮れる毎日を過ごしていました。就職活動の真っ只中に訪れたコロナ禍では、部活が在宅トレーニングとなり、採用選考をオンライン化する企業も増えました。当時は週5で部活があり、選考に合わせて帰省は難しいと半ばあきらめていたので、鹿児島へのUターンを考えていた私にとっては、正直運がよかったのかも。

就活を思い返せば、漠然と鹿児島で人の役に立つ仕事がしたいと考えていたものの、業界をあまり絞らずに就活を始めてしまったので、悩むことは多かったです。大学生の方は、業界や職種を絞るという意味でも、自己分析はしっかりしておいた方がいいですよ!

Q.今の会社を選んだきっかけを教えてください。

当時、東京で行われた鹿児島UIJターンイベントに、当社が出展していました。社名を知っていたので、ブースに立ち寄ったのが始まりです。その時、採用担当の方から「どんな仕事がしたいの?」と質問されて。まだ明確になっていない旨を答えたら、自社だけではなく他社のメリットまで教えてくれたんですよ。普通、自社のアピールをするじゃないですか?その時、この会社いいかも、と思った事が入社するきっかけでした。当社の理念である『お客様第一主義』が、こんなところでも発揮されていたんだなって、入社した今ならわかります。

Q.今どんなお仕事をされていますか?

現在は総務課として、採用や庶務関連の仕事をしています。実は説明会で出会った採用担当の方は、今の上司です。自分が会社を決めるきっかけになった人と一緒に働けているのはとても嬉しいですし、自分も同じ立場として就活生の役に立つため、日々仕事に励んでいます。
説明会などを通して、私のように就活の軸が決まっていない就活生には、軸を一緒に考えて、当社の魅力を余すところなく伝えています。「コーアガスで働くイメージはなかったけど、いい会社ですね」と言ってもらえることも増えました。反対に、ぜひコーアガスに来て欲しいけれど他の会社の方が向いているなという人には、自分がしてもらったように、その人に合った会社を教えることもあります。そういえば先日、入社2年目の社員の子が「採用担当の方がきっかけで入社を決めました!」と言ってくれたんです。自分の仕事の方向性が合っていたのだと再確認できて、仕事冥利に尽きますよね。

Q.鹿児島にUターンを考えている方に、メッセージを!

私は間違いなく鹿児島に帰ってきて良かったと思っています。神奈川に住んでいる時は、祖母が怪我をした時にすぐに駆けつけられなかった後悔もあり、家族に何かあればすぐに会える今の環境が安心です。
学生時代、首都圏では誰もが生き急ぐように生活していたイメージがありましたが、鹿児島は時間の流れもゆっくり。自分のペースで暮らせている感覚があり、居心地がいいですよ。あなたも鹿児島に戻っておいでよー!