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株式会社ブンカ巧芸社
上田 奏之介さん(23歳)
営業課 企画営業
2024年4月入社
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株式会社ブンカ巧芸社
上田 奏之介さん(23歳)
営業課 企画営業
2024年4月入社
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Q. Uターン就職するまでの経緯を教えてください
高校卒業後、親元を離れて自由な一人暮らしをしてみたいと思い、大分の別府大学・発酵食品学科へ進学しました。子供の頃から絵を描くことが好きだった私は、両親が友人たちと集う場でよく絵を披露しては褒められることを楽しみにしていました。そこで大人たちが楽しそうにお酒を飲んでいる姿を見るのも好きで、子供ながらに「お酒をつくる仕事をすれば、人を喜ばせられる」と考えたのが発酵食品を学ぶ道を選んだきっかけです。将来は、食品業界で食の楽しさや素晴らしさを広める営業の仕事がしたいと思っていました。
大学では発酵や香りの化学など理系的な学びを深め、就職活動でも最初は食品業界を希望していましたが、色々調べていくうちに私は製造や品質管理よりも動き回る仕事の方が性に合っていると感じ、志望業界の変更を決断。そんな時、物作りへの関心と地元志向が重なり、ブンカ巧芸社と出会いました。
実は、当社との出会いには偶然のご縁が!私は大学で中学校の教員免許を取得し、教育実習で母校の長田中学校に行ったのですが、なんとPTA会長が当社の社長だったのです。私は社長の息子さんのクラスも担当し、さらに私がかつて通っていたラグビーチームに所属という共通点も!私はこのご縁に運命的なものを感じて当社に応募。またその後の会社見学でお会いした社員の方々の丁寧な対応や多様な個性に惹かれ、入社を決意しました。
Q. 現在のお仕事について聞かせください
当社は鹿児島市に本社を構え、創業70年以上の歴史があり、看板の企画・デザイン・製作・施工・メンテナンスを一貫して行うところが強みの会社です。入社してから街で見かける多くの看板が自社製だと知り、驚くことが何度もありました。私は企画営業職として、お客様のニーズを掴み、提案するほか、完成までを一貫してフォローしています。新規のお客様や保育園・幼稚園などを担当することが多いですね。当社は、看板製作の分野では鹿児島での認知度も高く、ありがたいことにお客様からの問い合わせがきっかけで営業がスタートすることも多いです。
特に印象に残っているのは、2025年10月に開設した日置市の資源循環施設「アクロスひおき」の案件です。建物が建つ前から打ち合わせに参加し、分かりやすい資料作りを工夫しました。完成後にはお客様から直接依頼をいただくようになり、営業担当として認められた喜びを感じましたね。
日々心がけているのは、「一目で理解できる資料を作ること」。絵を描くことが好きな私の個性が活き、写真に描き込みながらイメージを伝える工夫が社内でも評価され、やりがいにつながっています。
Q.職場の雰囲気や働き心地はいかがですか?
営業・デザイン・製作・施工・工程管理・メンテナンスなど、多様な人材が活躍し、それぞれが担当業務で専門性と個性を発揮する職場ですが、職場の雰囲気は意外と静かで、入社当初は声のボリュームにも戸惑いました(笑)。今では各課の人とも気軽に話せるようになり、仕事の相談や質問もしやすい環境です。特に同期や若手同士は仕事でもプライベートでも仲が良く、社内の人間関係は良好です。社内行事もBBQ、キッチンカー、野外での映画観賞会など、社員同士の親睦を深める機会を多く提供してくれる風土も魅力。社長も「仕組みは社員のために変えていくもの」と常に話しており、働きやすい環境づくりに積極的です。今年から繁忙期でも土日休みが導入され、年間休日が増え、自分の趣味により時間が割けるようになりました。
Q. 休日はどんな過ごし方でリフレッシュされていますか?
大好きなイラストや漫画を描くことに没頭しています(下記のイラストは私の作品の1つです)。集中力が切れたら散歩に出かけて気分転換。街の風景を眺めたり、知らない道を歩いてみたりして、外からの刺激をもらい、また家に帰って絵を描く。休日は、そんなサイクルでリフレッシュしています。また会社の同期や若手社員とも仲が良いので、みんなでドライブに出かけたり、映画を見に行ったり、ご飯を食べたりする時間も楽しんでいます。仕事と趣味のメリハリをしっかりつけて、充実した休日を過ごせていますね。
Q.鹿児島にUターンして良かったなと思えることを聞かせてください
社会人1年生として駆け出した最初の2ヶ月くらいは、仕事を覚えることに一生懸命で、帰宅すると何もできないほど大変な時期もありました。そんな時、実家という完全に落ち着ける場所に帰れることが大きな支えになりました。もし慣れない土地での生活だったら、もっと大変だったと思います。この点は、地元就職を選んで本当に良かったと思っています。また、自分で給料を得て、経済的に自立したことで行動範囲が広がり、地元にもまだ知らない場所や風景、お店など、新しい発見があることに気づきました。散歩で知らない道を歩いたり、会社の仲間に教えてもらったお店に行ったり、大学時代に離れていた間に街が変わっていることに驚くことも度々。県外就職で刺激を求めようと考えていた時期もありましたが、「地元に飽きるのはまだ早かった」と感じる場面が多く、地元の魅力を再発見することが今では楽しみになっています。
そして、食に強いこだわりを持つ私にとって、鹿児島の食は欠かせないポイント。県外での生活を経験して、鹿児島特有の甘い醤油や大好きなぢゃんぼ餅、かるかんなどに育てられた味が自分の中に根付いていると改めて実感したことも、私がUターンを決めた理由の1つです。
私は地元鹿児島へのUターン就職で、自分らしいライフスタイルとワークスタイルを叶えることができました。
上田さん自身がお話ししてくれたように、Uターンは、新しい仕事に挑戦しながらも、心からリラックスできる場所を確保できる、とても魅力的な選択肢です。
鹿児島にはまだまだあなたの知らない魅力的な企業や仕事がたくさんあります。安心して暮らしながら新しいチャレンジもしたい…そんな欲張りな願いをぜひ地元鹿児島へのUターンで実現しましょう!
鹿児島にはまだまだあなたの知らない魅力的な企業や仕事がたくさんあります。安心して暮らしながら新しいチャレンジもしたい…そんな欲張りな願いをぜひ地元鹿児島へのUターンで実現しましょう!

