鹿児島と東京、両方で暮らして気づいた“日常のちがい”

もどかご!の事務局には、東京で就職し、その後鹿児島へUターンしたスタッフがいます。都会と地元、両方で暮らしたからこそ見えてきたのは、それぞれに異なる魅力があるということ。 今回は、そのリアルな声をいくつかの視点から紹介します。将来の働き方や暮らし方を考える際の参考にしてみてください。

平日21時、何してますか?

東京で働いていた頃の21時は、まだオフィスにいるか、同僚と食事に出ていることが多かったです。郊外に住んでいたので通勤時間も長く、朝から晩まで「動き続けている」感覚がありました。刺激が多くて楽しい一方、1日があっという間に過ぎていく日も多かったです。

鹿児島に戻ってからの21時は、自炊を終えてゲームをしたり、資格の勉強をしたりと、自分の時間を持てる日が増えました。生活リズムが整ったことで、睡眠時間も自然と長くなり、翌日の仕事に向けて気持ちに余裕が生まれています。
※鹿児島県は睡眠時間全国3位・食事時間全国5位(総務省「社会生活基本調査」より)
©鹿児島市

収入と支出、どんな風に変化した?

東京時代は、家賃9万円・食費5万円で合計14万円ほど。支出は多いものの、収入もそれなりにあり、休日や仕事帰りに楽しめる場所やイベントも多かったので、日々新しい刺激がありました。

鹿児島に戻ってからは、家賃5.5万円・食費3.5万円で合計9万円ほどに。収入は東京より下がったものの、固定費が大きく抑えられたたことで、生活にゆとりが生まれました。
「物価が安い」だけでなく、「固定費が抑えられる」というのは、実際に暮らしてみて感じた大きなメリットです。無理なく貯金ができるようになったのも嬉しい変化でした。
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休みの日の過ごし方は?

東京では、SNSで見つけたカフェに友だちと並んでスイーツを食べたり、推しのポップアップストアに行ったり。買い物やイベントなど、休日の選択肢の多さは東京ならではの魅力だと思います。

鹿児島では、地元の友だちと車で出かける休日が増えました。霧島や指宿にふらっと行ける距離感が心地よく、最近は熊本まで足を伸ばして赤牛を食べに行ったことも。車があると行動範囲が広がり、自然の中でリフレッシュする時間が増えました。

もちろん、東京のように最新のトレンドやイベントにすぐ触れられる環境は魅力的です。一方で、満員電車や長い行列に並ぶことが減ったのは、私にとって大きなプラスでした。どちらの生活にも良さがあるので、「今の自分がどんな生活をしたいか」で選ぶのが一番だと思います。
© K.P.V.B

あなたにとっての「充実した生活」とは?

鹿児島は「のんびり」というイメージだけでは語れません。都会で得たスキルや価値観を活かしながら、生活コストを賢く抑え、自分の時間を大切にできる場所でもあります。

東京にも鹿児島にも、それぞれの良さがあります。大切なのは、どちらが正解かではなく、自分がどんな暮らしを送りたいか。私の経験が、あなたの「こんな暮らしがしたい」を見つけるヒントになれば嬉しいです。