NEWオープンから穴場まで!かごっまの温泉をもっと楽しもう

暑くて長い夏もやっと終わり、朝晩が涼しくなると、そろそろ温泉が恋しくなる季節。鹿児島県は温泉の源泉数が日本で第2位と、文字通り「温泉天国」です。
今回は鹿児島県の最新温泉情報からおすすめ温泉まで紹介しますね!

1 鹿児島の銭湯は温泉&リーズナブル!

鹿児島県内の公衆浴場で作る「鹿児島県公衆浴場業生活衛生同業組合」には現在、59の温泉施設が加盟していて、大人420円で入浴できます。しかも泉質や効能は異なってもすべて温泉。
鹿児島に住んでいると“銭湯=温泉”が当たり前ですが、温泉の少ない県の人には、リーズナブルに温泉に入れることはとても羨ましいこと。
また、各温泉施設には大きな浴槽のほか、サウナや電気風呂、ジェットバスや打たせ湯、中には露天風呂まで備えるような施設も。それが420円で利用できるなんて、まさに温泉パラダイス!ですね。
そんな鹿児島の銭湯情報はこちらをチェックしてください。
2023年4月にリニューアルオープンした鹿児島市の「薬師温泉」は、リーズナブルに利用できる銭湯です。浴場や更衣室がリニューアルされただけでなく、お風呂上りにコーヒー牛乳を飲めるようになりました。瓶やパック入りのものではなく、ここで淹れているコーヒーを使用、ホットとアイスがあり甘さは調整してもらえます。他にもサウナ上がりに飲みたいオロポもありますよ。

2 温泉と絶景を一度に楽しもう!

温泉の魅力のひとつに開放感がありますよね。鹿児島にはそんな開放感と絶景を楽しめる温泉もたくさんあります。
日置市の「せせらぎの湯 花水木」は、川のほとりにあり周囲を木々に囲まれています。そのため春は桜、夏は鮮やかな緑の木々を眺めながら、そして秋には約2000本の紅葉を眺めながら温泉に浸かることができると人気です。
源泉100%かけ流しでジェットバスやサウナを備えた大浴場、川のせせらぎが聞こえる露天風呂に家族風呂まであるので、これからの季節、家族や友達と出かけてみては?
※大浴場の入浴料金は大人420円です

次にご紹介するのは指宿市の「ヘルシーランド露天風呂『たまて箱温泉』」です。ここは人気口コミサイトで4年連続「行ってよかった日帰り温泉&スパ」部門の1位に輝いた県内屈指の絶景温泉。
和風風呂からは開聞岳を、洋風風呂からは別名スヌーピー山とも呼ばれる竹山を眺められます。
特に和風風呂は目の前が東シナ海で、湯に浸かると海と一体化するような感覚に。ちなみに和風と洋風は日替りで男湯と女湯が入れ替わるので、出かける前にチェックしてくださいね。

3 鹿児島温泉の進化は続く

鹿児島の温泉でも特にここ数年注目を集めるのが家族風呂とサウナです。特にサウナは既存施設がリニューアルの際に改装するなど人気があります。
2023年3月、霧島市にオープンしたのが「sumu SAUNA」です。ここは1グループ2時間半で完全予約・完全貸切制、1~6名までで利用できるプライベートサウナ。
セルフロウリュのサウナを堪能したら、地下水をくみ上げた水風呂や、眼下を流れる川の流れに浸かって整うことができます。昼間は大空や周囲の森を眺め、日が落ちたら星や月を眺めながらゆっくりと癒しのひと時を過ごせます。
そして最後は2023年9月に姶良市にオープンしたばかりの「福如雲_FUKUGUMO」を紹介します。
これまでの家族風呂は広い浴場に脱衣所や休憩室が付いたシンプルなタイプが多かったのですが、現在は内湯の他に露天風呂を備えたタイプが増えています。
こちらは全室露天及び半露天風呂の家族風呂で、部屋のタイプは4つあり、一番広いタイプはデッキに五右衛門風呂や水風呂も備え、まるで温泉旅館の離れのような雰囲気。家族やグループで気兼ねすることなくのんびりと温泉を楽しめます。
いかがでしたか?
リーズナブルで毎日でも通いやすい公衆浴場から絶景温泉、サウナに家族風呂と、どこに行こうか迷いそうですよね。これから晩秋、そして冬と温泉のベストシーズンが始まります。たくさんの鹿児島の温泉を巡ってくださいね。