1 霧島神宮
紅葉の定番スポットといえばやはり霧島。2021年に国宝に指定され、近年より注目を集めている霧島神宮では、その社殿と紅葉との美しいコントラストを楽しむことができます。表参道の入口にある「三の鳥居」あたりでは、杉の深い緑と真っ赤に色づいた紅葉の中、厳かにたたずむ鳥居を見ることができます。秋にしか見ることのできない神秘的な風景に、思わず足を止めて見入ってしまうこと間違いありません。
紅葉の時期には、この辺りで写真撮影をしている方も多いですよね。
紅葉の時期には、この辺りで写真撮影をしている方も多いですよね。
また、霧島神宮近くの丸尾の滝や、霧島温泉郷から大浪池に続く「県道1号」沿いも紅葉のスポットとして知られています。天気のいい日には一面の青空を背景に紅葉が広がり、特にドライブコースとしておすすめです。カーブが多いので運転には気を付けたいですね。
そして霧島エリアの紅葉を楽しんだら立ち寄ってみたいのがJR霧島神宮駅。今年の3月にリニューアルオープンし、木材をふんだんに使った駅舎やおしゃれな雑貨店、クレープ屋さんもあります。駅の前には行列のできるスパイスカレー店などもあり、これからが楽しみなスポットですよ。
そして霧島エリアの紅葉を楽しんだら立ち寄ってみたいのがJR霧島神宮駅。今年の3月にリニューアルオープンし、木材をふんだんに使った駅舎やおしゃれな雑貨店、クレープ屋さんもあります。駅の前には行列のできるスパイスカレー店などもあり、これからが楽しみなスポットですよ。
2 千本イチョウ
垂水市にある「千本イチョウ」は、初代「鹿児島景観大賞」にも輝いた、まさに鹿児島を代表する秋の観光名所です。垂水の街や錦江湾を見渡せる山の中腹にあるイチョウ園には、園主と奥様が約40年かけて植えたイチョウがなんと1200本以上! シーズンになると辺り一面が黄金色のイチョウで埋め尽くされます。昼はもちろん夜間のライトアップされたイチョウも素敵です。なお、今年は11月16日(土)~12月8日(日)にかけて「たるみず千本イチョウ祭り」が予定されています。色づき情報もHPでチェックできますよ。
3 藺牟田池
写真提供:薩摩川内市
紅葉といえば山と思いがちですが、池や川と紅葉の組み合わせもおすすめです。なかでも藺牟田池の紅葉はちょっと神秘的。希少なベッコウトンボや植物が枯れて堆積した浮島などが見られる藺牟田池はラムサール条約登録湿地として知られます。池の周囲は約4㎞で、1時間ほどで散策することができます。その散策路の途中には落羽松(ラクウショウ)という、根っこが水に浸かった状態で育つ針葉樹が生えており、根元の太いフォルムと色づいた葉が青い水に映えてとてもきれいです。藺牟田池全体もいろんな場所でモミジなどが色づいているので、素敵な写真が撮れますよ。
紅葉といえば山と思いがちですが、池や川と紅葉の組み合わせもおすすめです。なかでも藺牟田池の紅葉はちょっと神秘的。希少なベッコウトンボや植物が枯れて堆積した浮島などが見られる藺牟田池はラムサール条約登録湿地として知られます。池の周囲は約4㎞で、1時間ほどで散策することができます。その散策路の途中には落羽松(ラクウショウ)という、根っこが水に浸かった状態で育つ針葉樹が生えており、根元の太いフォルムと色づいた葉が青い水に映えてとてもきれいです。藺牟田池全体もいろんな場所でモミジなどが色づいているので、素敵な写真が撮れますよ。
4 本城の大イチョウ
肝付町の県道561号沿い、本城集落センター(旧本城小学校跡地)に立つ大イチョウ。樹齢は不明とのことですが、大地に根を張って秋になると黄色一色に染まるその姿は、時間を忘れて眺めていたくなります。この大イチョウの周辺には国指定文化財である高山城跡や、道隆寺跡などもあるので、歴史に思いを馳せながら散策してみるのもいいですね。
5 清水岩屋公園
最後にご紹介するのは南九州市にある清水岩屋公園。万ノ瀬川沿いの断崖に梵字や仏像が彫られた「清水摩崖仏」があり、春は桜、秋は紅葉のスポットとしても知られています。特に公園中央部には川辺仏壇の技術を用いて建てられたカフェ「サクラノヤカタ」や日本庭園があり、和の雰囲気たっぷりで紅葉も一段と映えます。キャンプやBBQも楽しめるので、紅葉と共に秋の1日を過ごすのもいいですね。
今年は暑くて長かった夏や台風の影響で、例年に比べて紅葉の見ごろが異なっているスポットもありますが、季節の移り変わりを実感できるこのシーズンを楽しみたいですね。この他のおすすめスポットはリストにまとめていますので、お出かけの参考にしてみてくださいね。