子育てがしやすい環境を求めて神奈川から鹿児島へ移住。私自身も心と時間にゆとりができました。

今回のテーマは、「U・Iターン者の声」。ご紹介するのは、大福コンサルタントの大隅支店にお勤めの入佐優輝さんです。お子さんの誕生をきっかけに、それまで暮らしていた神奈川県藤沢市から奥さんの出身地である鹿児島県志布志市へ移住してきました。現在は、家族4人(3歳と1歳のお子さん)で志布志市内にお住まいの入佐さんに、鹿児島に移住してからの仕事と暮らし、そして気持ちの変化についてお話を聞きました。

大福コンサルタント株式会社 大隅支店
入佐 優輝さん(31歳/2023年入社)

Q.鹿児島への移住の経緯を聞かせてください。

私は東北の福島県出身、妻は鹿児島県出身です。お互いに働いていた関東で出会い、結婚しました。暮らしていたのは神奈川県です。子どもができたことをきっかけに、夫婦で話し合ったんです。「子どもは育児がしやすい環境で、のびのびと育てたいよね」と。そうして妻の出身地である鹿児島県志布志市への移住を決めました。私にとってはIターン。妻にとってはUターン。移住してきたのは4年前です。
仕事も美容師からIT企業へ転職しましたが、ここでの仕事がなかなか多忙をきわめていました・・・。そんな時、ちょうど志布志市勤務となる大隅支店の事務職募集を目にしたんです。大福コンサルタントは、ダム、トンネル、河川、道路などの地域インフラづくりを公共事業から民間事業まで幅広く手がける総合建設コンサルタント。創業51年の歴史と実績を持ち、鹿児島県内を中心として九州一円に事業拠点を展開する会社です。働く場としての安定性と安心感は言うことなし!前職で身につけたIT関連の知識や業務スキルも活かせる仕事!何より志布志で暮らし、働ける求人であることに魅力を感じて転職を決めました。

Q.大隅支店でご担当されているお仕事を教えてください。

建設コンサルタントという当社のメイン事業とはちょっと違いますが、私は大隅支店の1階にある「COCO志布志」というレンタルスペースの運営業務に、他スタッフ2名と一緒に取り組んでいます。施設管理、予約対応、利用者対応などが主な担当業務です。フロア内には、会議やイベントに利用できるフリースペース、勉強や仕事(リモートワーク)ができるコワーキングスペース、短時間から一時利用が可能なドロップインという3つのスペースを完備。一般企業から地域の団体、学生さん、会社員まで、様々なお客様にご利用いただいています。
また、COCO志布志は、地域の活性化にも貢献することを目指して開設された施設であることから、ホームページやSNSを活用して、志布志の情報発信(観光地・文化財・イベント・ライブカメラなど)も行っています。掲載・配信する志布志の風景写真や動画の画像処理、コンテンツの企画、記事作成など、日々の情報更新やサイト運営も任されています(他、社内で取り組まれている各種委員会活動では広報業務も担当中)。フリースペースの提供を通して地域の人々と触れ合う。志布志を盛り上げるコンテンツを自ら考え、形にし、情報を発信する。いずれの仕事も楽しくやりがいを感じています。
関東で働いていた頃に比べると、都会の喧騒を離れて働く環境も大きく変わりました。通勤は満員電車や渋滞知らずの車で5分!会社も働き方改革に積極的で、有給取得の推奨や育児の日と題したノー残業デーも毎月実施されており、ストレスフリーの仕事環境にも大満足しています。

Q.鹿児島にU・Iターンを希望する方々に一言メッセージをお願いします。

都会暮らしは、通勤も仕事も生活も、いろんなことが時間に縛られて毎日が慌ただしく過ぎていくもの。私たちは神奈川から鹿児島への移住で、子育てがしやすい環境、そして心と時間のゆとりを手に入れることができました。
鹿児島は、南国ならではのおおらかな風土とやさしくあたたかみのある地域の人々も魅力的ですね。東北出身の私は、鹿児島の独特な方言や地名、夏の暑さに慣れるまでには多少時間がかかりましたけど(笑)。
「将来、自分の時間を大切にしながら、心にゆとりを持てる環境で暮らし、働きたい」とお考えの方は、鹿児島へのUターン・Iターンを検討してみてはいかがでしょう。